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.andworkers 利用者インタビュー #川口 菜見子「日本と世界をつなぐ3つのインバウンド事業立ち上げ中」

#川口 菜見子
石川県出身/京都市在住。旅行会社の法人営業・MICE運営を16年経験した後、
現在、英会話学校のツアー企画/非公開寺院での日本文化体験のプロデュースしつつ、民泊開業準備中。

大学生活と最初のキャリア

就職は旅行好きの流れで旅行会社に就職したものの、担当はレジャーではなく法人営業。その中でも海外出張手配や危機管理対応、紛争や災害で取り残された出張者の帰国手配など、シビアな営業でした。ただ、そのおかげで、マイナーな国や島への行き方を学んで、プライベートの旅行に活かしながら16年間務めていました。

退職後は、フリーランスとして半年間だけ外国人向けに茶道や坐禅、普段入れない寺院等を使用して特別な体験を提供する営業をしていたのですが、違和感を感じ始め、またプライベートな事情も重なって半年でやめることに。

そして、無職になって今に至ります(笑)

今新たに取り組んでいる新規事業

  1. 町家民泊の開業準備 ── 立ち飲み屋で偶然出会ったクウェート人オーナーと、京町家を活用したゲストハウスを一緒に運営予定。
  2. 英語学習者と海外旅行者をつなぐツアー企画── 「英語を勉強してるから喋りたいのに使う機会がない」という人たちに対して、英語を話す機会としてガイドになってもらい海外ゲストを案内してもらうツアーを企画。
  3. 非公開寺院での文化体験の立ち上げ ──  SNS投稿をきっかけに出会った方と、普段入れない寺院で日本文化プログラムを立ち上げ中です。

どれもインバウンド関連ですが、これらの事業を立ち上げようと思ったきっかけはありますか?

日本文化というよりは、海外の人に文化も歴史も人もひっくるめた日本を知ってほしいという思いで始めました。

私が海外旅行で一番楽しいのは、やっぱり現地の人と話した会話。もちろん綺麗な景色もそうだけど、「あの人との会話、めっちゃおもしろかったな」というのがすごく記憶に残っています。

自分とは全く違う環境で生まれ育った人たちと話すことで視野が広がったので、私と同じように面白さを感じている人や興味がある人は少なくないと思い、そういった場所や機会を日本でも作りたいなと思ったのがきっかけです。

3つが軌道に乗ったら忙しくなりますね!

なってほしい!ターゲットが全てインバウンドなので、3つが軌道に乗れば、何か新しいことができるのではないか、化学反応が起きるのでないかとちょっと期待してます。

民泊の場所を使って料理教室などもできるので、場所を活用したものに今後挑戦していきたいと考えています。

.andwork 京都を知った経緯は?

.andwork 京都の魅力はどこに感じますか?

一人で仕事をしていると、人と話す機会がなく、自分ひとりの世界に閉じこもりがちですが、 .andworkでは、常に誰かが作業していて、お話できるスタッフやメンバーが多くいます。話すことでストレス発散になって、楽しく過ごすことができます。さらには情報やアイデアを自然とゲットできます。

ここで出会ったメンバーとのつながりで、仕事面でもいつも助けてもらっています。私はWebまわりが弱いのですが、フリーランスのエンジニアやデザイナーの方から直接アドバイスをもらえたり、一緒に技術的な疑問を解消したり。

会員さん同士で外に遊びに行くこともあり、新しい人とのつながりができて良かったなと思っています。

あとは、「自由」なこと。

他のコワーキングスペースは、みんな真面目にパソコンに向き、オープンスペースでの電話NG、会議は予約必須など制約が多く、窮屈に感じることが多く、「仕事しに行ってます」という雰囲気でした。一方で、.andworkでは、目の前で焼き肉をしている人もいれば、隣で真剣に仕事している人もいて、自由で面白い!やりたいときにやりたいことができる環境だからこそ、逆に仕事のやる気が湧いてくるなと感じています。